B747ジャンボジェットの偉大さ

CA時代のエピソード

写真の飛行機は、ジャンボジェット機です。

ジャンボでも、ダッシュ400と呼ばれている機種です。

二階席が長いですよね。

これは、JALの場合は、国際線ではエコノミー席が60席ありました。

 

二階席が長いのは、SUDと呼ばれるジャンボジェットもありますが、ダッシュ400との違いは、主翼の先が「なんちゃって」と曲がっている点です。

 

しかも、コックピットは、2名で運行でき、燃料タンクも大きくなって、この飛行機のおかげで、ヨーロッパがアンカレッジ経由でなくなり、シベリア上空をとぶことができるようになって12~14時間で短縮できるようになりました。

元国際線ファーストクラス客室乗務員 エグゼクティブクルー熊谷留美子のおもてなし実践講座

 

JALにはジャンボジェットは、もうありません。

空港に行くと、やはりジャンボジェットの大きさに心打たれたものですが、残念ながら今はないので寂しいです。

たまに、政府専用機で移動される安倍首相が降り立たれるときに、なつかしいジャンボジェットをみせていただくことがあります。

 

1970年に日本に颯爽と飛んでいたジャンボ。

私も、初飛行はジャンボでした。

 

飛行機の中で、迷子になるくらい大きいものでした。

 

まだこのダッシュ400がない時代、アンカレッジの上空近くを飛んでいると、オーロラがよく見えました。

ジャンボの操縦室から180度見えるオーロラは、言葉にならないくらい壮大でした。

二階席の担当のときには、起きていらっしゃるかたには、お声がけして、コックピットにご案内したものでした。 

また、「オーロラをご覧になりたい方は、お起こししますよ」と、事前にお声がけしたものでした。  

そうなんです、オーロラが見える地区を飛行するときには、実は一番眠たい時間帯なのです。

 

いまは操縦室に入れませんが、これらもこのジャンボがその時代の思い出をいっぱい携えていてくれたのでした。