83才の母、イタリア料理を堪能!

親の介護

2008/05/27
83歳の母は鹿児島県の霧島市というところに一人暮らしです。
地図でいうと、桜島の北。 真ん中です。

43歳で未亡人になってからは、傍で見てもこれでもかこれでもかの連続パンチ。

今年になってからも、姉妹のように育った従妹が続けて二人も亡くなり、さびしい思いをしている母でしたので、思い切って、イタリア料理に誘いました。

予約のときに、お箸を準備していただいていたので、自由に大きな口をあけて、それはそれは食べるのです。

83歳の食欲がこんなにあれば、人生が楽しいだろうなぁと言うくらい、食べるのです。

うれしかったです。


私のイタリア料理の頼み方は、すべて前菜のみ・・・、だっておいしいんですもの。

この日も、宮城から空輸した牡蠣をグリルしていただき、鯛のカルパッチョ・・・、他に前菜を2品、ウニたっぷりのスパゲッティ。
ソースもパンで舐めるようにいただきました。
生ハムのピザは、あまりにもおいしくて・・・、 他にもいっぱいいただいて、それから、なんとデザートにティラミス。

すばらしい食欲!

母とは、年に数回しか会えません。
ただ、私は二人の姉と違い、一緒に泊まるので、もしかしたら、誰よりも母と長く暮らしているかもしれません。
せいぜい生きても、後20年くらいでしょうか。

 

あと、エキサイティングな料理は何回いただくのでしょうか、そう思うと、1回の食事が貴重で貴重でなりません。

今、イタリアへ行くことは、母は考えていません。
だから、日本にいて、おいしいもの、あぁ、生きていて良かったなぁと思ってくださるところへ、1回でも多く、連れていくつもりなのです。

母の笑顔が、今の私には宝です。