「死への準備哲学」考えさせていただいた

副業の応援メッセージ

20代のころ、上智大学のアルフォンス・デーゲン先生の講義を受けたいと思っていました。

それは、「死への準備哲学」に興味があったからでした。

デーゲン先生は、ドイツは小さい頃から死ぬことに対しての教育があるけれど、日本にないのは残念だとおっしゃっていました。

私自身が、「なぜ死ぬのか」ということに直面したことがあって、深く知りたいと思ったのだと思います。

死ぬことが怖いとか美化するということではなくて、いずれ死ぬのだから、そのための準備はどれほどやっているだろうかと投げかけられたような気がしたのでした。

デーゲン先生自身が、ナチスドイツの時代に少年時代を送られて、その中でご両親の生きていく様をみて感じられたことが多かったと本に書かれていました。

けっして死への恐怖を和らげるという本ではなくて、そのいつ訪れるかわからない死に準備をしていくことが大切だということでした。 しかも威厳を持って生きることに・・・・。

ちょうど、並行して読んでいた「無為の力」の本にも、「自分の死後を視野に入れて行動する」と書かれていました。

一体、自分は何をもって生きていこうとしているのか・・・、すてきな思慮の時間になった本でした。