祖母のお礼へのおもてなし

親の介護

姪の結婚式でのことです。

ウェルカムパーティの場所の一番、目立つところに、ぬいぐるみがおいてありました。

それは、姪からすると祖母にあたる私の母が手縫いしたものでした。

 

元国際線ファーストクラス客室乗務員 エグゼクティブクルー熊谷留美子のおもてなし実践講座

母は、それをみたときに、感動していました。

身近に住んでいる姪の結婚だったので、ひとしおだと思います。


それに応える形で、こうして、どなたでもみえるところに置いていただいていることにも感謝いたしました。

このぬいぐるみを作っている間は、とっても幸せな母でした。

89歳の母は、ひと針ひと針、とても楽しそうに縫っていました。

実は、このぬいぐるみは、ハマナカの製品です。

私自身が、母の命で、ネットで探したのでした。

全く手縫いができない私からすると、母の年齢でできるのかしら?

なんていらぬ心配をしてしまいました。


母は、この日、病院から一時外泊をして出席しました。 (数日後、退院いたしました)

前日に迎えにいくと、それはそれはスキップでもシカネナイ母の喜びようでした。

慈しみにあふれる母の姿に、姪は、このような形で、おもてなしをしてくださったのでした。


翌日、さっそく母は、私に言いました。

「ねぇ、また注文してね」

そう、次はひ孫用のぬいぐるみでした。

おかあさん、私の息子の分もお願いねって、言いました。

16歳の息子がいつか結婚を望んだら、その時には、母のお手製のぬいぐるみが何よりのプレゼントになりますもの・・・・。

2013年