生まれるタイミングとお産の日も教えてくれた赤ちゃん

赤ちゃんを望んでいるあなたへ

Mちゃんは、お腹に赤ちゃんがいて、今、臨月です。
しかも、アラフォーで結婚、妊娠されました。

仕事の打合せをしたあと、少し赤ちゃんのお話になりました。

ハイジ
「Mちゃん、お腹の赤ちゃんは元気~?」

M
「はい、お蔭さまでとっても元気です。毎日よく動きまわってます!
ところでハイジさん、私は、ハイジさんが妊娠中によくお腹の赤ちゃんにお話をしていたと聴いて実践しているんですよ。」

ハイジ
「あぁ~、素晴らしいですね。まわりのお母さん方でも、そうしていらっしゃる方、多いですか?」

M
「さぁ~、どうでしょう? 実は先日私が住んでいる地域の母親学級があって行ってきたんですね。

そこで私も旦那さんも、赤ちゃんにあいさつをしたり、お話をしたりしていることを話したら、周りのお母さん方はキョトンとしていたんですよ~。

なので、もしかするとみなさん意外に赤ちゃんに話しかけていないのかなぁ~、って思いました。」

ハイジ
「そうですか~。Mちゃん、もうすぐ出産ですよね? 生まれる時のかけ声のお話しましたっけ?」

M
「えっ?かけ声ですか?ぜひ、そのお話聴かせて下さいっ!!」

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* 私は、40歳で自然妊娠し、40歳で出産をしました。
いわゆる高齢出産で、初めて産婦人科病院に行ったときに、出産の時は必ず帝王切開と言われました。

けれども、私はどうしても自然分娩をしたかったので、自宅のお風呂で水中出産をするという決意をして、
それに臨んだのでした。

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ハイジ
「私も、お腹の赤ちゃんとずっと会話してきてますからね。

産まれるときに『1、2の3、ハイ!!』って言ったら、出てきてねって、ずっと話していたんですね。」

M
「ええ。」

ハイジ
「ね、あんなに固い決意で話しかけてきたのに、当日私が、その声をかけるのをすっかり忘れていたんですよ!!」

M
「えぇ?」

ハイジ
「お風呂にも、ちゃんと『待つお産』って張り紙をしていたのに、
『1、2の3、ハイ!!』って言葉は書いていなかったんですよ。」

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* それから、お腹の赤ちゃんには『何日に産まれてきたい?』とよく聴いていたのですが、
ある日そう聴いてから眠ったら、夢の中で

『21』

という数字が浮かんだので、あぁ,21日に産まれてきてくれるんだと思っていました。

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M
「すごい。」

ハイジ
「それは、やっぱりそれまでのお腹の赤ちゃんが産まれてくるのが21日と教えていてくれているのに、
それまで超忙しかったのです。」

M
「はい・・・。」

ハイジ
「出産直前まで、我が家に滞在していたロシア人が帰って行ってそれから、
私が東京から産休のため、引っ越して帰ってきた時の荷物をほどいて、
終わったのがちょうど20日の夜だったのです。」

M
「・・・・」

ハイジ
「それで、ちょっと変な話になりますが、私はとっても忙しかったので
赤ちゃんに『お母さんはとっても忙しいから【おしるし】が出る時には教えてね』
と言っていたのです。」

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* 一般に赤ちゃんが産まれるときに、『おしるし』というちょっとした出血があり、
それが出産の始まりの合図になるといいます。

けれども私は、自宅出産を決意して以来、産婦人科には通っていませんでした。

しかも多忙で、あまりお産の勉強もしていなかったので【おしるし】という言葉は知っているものの、
それがどういうものかは、実際にははっきり知らなかったのです。

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ハイジ
「そうしたら、20日の夜遅くに、ようやく荷物をほどき終わって産まれてきたら、
赤ちゃんに使うためのオムツも洗い終わって「あぁ、良かった~、準備できた~って」
感じだったんですね。」

くさぴ「はい。」

ハイジ「それで、夜ネンネコしたら、なんかヌルッとしたんですよ。」

M
「ええ。」

ハイジ
「それで、あっ、破水だ!って思ったの。それでトイレに行ったらホントにちょっとだけの破水だったんですけど、
そこに【おしるし】がついていたんですね。

それで『あっ、やっぱり今日なんだ21日だ!!』って思ったんですね。」

それで、あぁ、良かった~。私は超忙しいハードスケジュールの間をぬって、
仕事を終えておいて良かった~と思ったんですね。

これで、赤ちゃんを産むのに専念できるって。」

M
「はぁ~・・・」

ハイジ
「それは、寝て本当に数分後のことだったんですよ。」

M
「あぁ、そうだったんですか~?
そこからすぐ陣痛が始まったのですか?」

ハイジ
「そうではないんですね。
でも、何も知らないから、夫に『ホラ、アナタお風呂沸かして!』とか、
痛くもなんともないのにそういうことになっちゃったわけです。笑)」

M
「へえぇ。」

ハイジ
「本当に勉強してなかったので。そういう具体的なことは。」

M
「ええ~?そうなんですか~? それはすごく意外です。

だって、すごく勉強してるから、そういう風に赤ちゃんに話しかけていらっしゃるんだと思っていたので・・・。」

ハイジ
「だから、そういうことがいいというような勉強はしているんだけれど、
陣痛が何分おきに来るとかは、全然病院に行ってないわけだから分からないわけですよ。」

M
「ええ、まぁ、実際私も最近、病院の母親学級に行って知った感じなんですけれど・・・。」

ハイジ
「うん、だからそんなもんなんだって(笑)。でも実際、あんまり知らなくてよかったかなぁ~とも思うんですね。
あんまり知り過ぎちゃうと、ほら、頭ばっかり大きくなって。」

M
「あぁ~、そうですねぇ。」

ハイジ
「そう、それで当日はそんな感じですっかり舞い上がってしまって

『1、2の3、ハイ!!』って言うのを、すっかり忘れちゃったわけでね。

お布団に入った途端に【おしるし】がきたものだから、お風呂で産むと決めているので
『お風呂沸かして~』とか、いろんな人から電話がかかってきて『そろそろ産まれるんじゃない?』とか。

とにかくそんな色々なことがあって、とんでもないことになっちゃったんですね、一日が・・・。」

M
「はい。」

ハイジ
「だから、ちょっと言い訳ですけれど『1、2の3、ハイ!!』って言うのをすっかり忘れちゃったわけですね。
だって、メチャクチャ痛いんだもの、お腹が・・・。」

M
「あぁ、痛い・・・?」

ハイジ
「そう。で、なぜ痛いかっていうと、私が早くお風呂に入り過ぎちゃったんですよね。
やっぱり、お風呂に入ると体が消耗しちゃうんですよね。湯当たりするのと一緒で。」

M
「ふぅ~ん。」

ハイジ
「だから私自身が疲れちゃったんですね。
ところが、外は雪がメチャクチャ降っているから寒いわけです。
それでお風呂から上がると寒いから、ず~っとお風呂に入っちゃったんです。

それで、ますます体が消耗しちゃうのね。」

M
「はぁ、お風呂で・・・。えっ、じゃあ、水中出産みたいな感じなんですか?」

ハイジ「
はい、そうなんです。私は水中出産を予定してたんですね。」

M
「あぁ、そうだったんですか~。」

ハイジ
「そう、それはもう、とても感動的だったんですけれど。」

M
「ええ、素晴らしいですね!!」

ハイジ
「そう、それで『1、2の3、ハイ!!』って言うのをすっかり忘れちゃったわけですね。

それで産まれてからその後、1歳半から2歳半位の時に赤ちゃんが自分がお腹に入っていた時の記憶を話すことがある、
ということだけは勉強して聴いたことがあって知っていたんですね。」

M
「はい。」

ハイジ
「それで、子供が言葉を喋るようになって、いつも気にかけていたの。
いつその時のことを喋るかな~と思って。」

M
「ええ。」

ハイジ
「で、ある時子供が「『1、2の3、ハイ!!』って言わなかったから僕、いつ出ていいのかわからなかった。」
って言ったんですよ。」

M
「えぇ~?本当ですか~?」

ハイジ
「はい。本当に、ビックリしましたね。」

ユウキ2歳6ヶ月頃、目を離したすきに脱走するので、玄関の扉を大枚を払って作ったのに・・1日で脱走!

M
「えっ、それはどんな場面で言ったんですか?」

ハイジ
「私は、とにかく3歳までメチャクチャ遊んでいたんですよ。

子どもと二人で。
それで家のお庭というか縁側みたいなところで遊んでいるときに、フッと言ったんですよね?」

「『1、2の3、ハイ!!』って言わなかったから僕、いつ出ていいのかわからなかった。」
って言ったんですよ。

で、私は根ほり葉ほり、いろんなことを聴こうとしたんですけれど、後は一切言わなかったですよね。」

M
「はぁ~っ、もっと何か聴こうとしたんですか?ハイジさん。」

ハイジ
「えぇ、あたしなんか、もう嬉しいから、聴きたいじゃない?
そしたらもう、それ以外はナシ・・・。」

M
「あぁ~・・・。」

ハイジ
「本当にその瞬間だけだったんですよ」

M
「ふぅー~ん。」

ハイジ
「だから、そういうアンテナを立てていて良かったな~、と思いました。もしアンテナを立てていなかったら

『なに、そんな馬鹿なこと言ってるの?』

ってなっちゃっうかもしれないじゃない?」

M
「はい、そうですね。」

ハイジ
「だから、『あ~、ごめんね~。』って言ったの。」

M
「ふぅ~ん。それで『ごめんね~。』って言ったら何か・・・?」

ハイジ
「いや~、もうそれは、何も・・・。」

M
「面白~い!!スゴイですね~。」

ハイジ
子供とは、合図で出て来てくれるように約束をしていたのになかなか出てきてくれなかったわけ。

なにせ私、初産だし、それほどまでに、出産が痛くて、舞い上がってしまうって分からないじゃないですか~。」

M
「えぇー、そうなんでしょうね~。」

ハイジ
「『1、2の3、ハイ!!』で出てきてね、って言っていたのに
約束を破ったのは、ナント私だった・・・!!という話ですよ。」