アスペの息子から「手放すを学ぶ」

子育て 16才〜

「手放す」
今回は、このことについて書いてみます。
私の10数年来の親友2人から「手放す」

ことをもっと詳しく知りたいと言ってきました。
近くにいて、
私のほとんどすべてのいいときも悪い時も知っている親友が改めて「手放す」ことを聴いてきたのです。つまり、それほど興味深いことであり、難しいことなのです。
ただ、手放すとどれだけ「すごいことが起きるか」

を私の実体験をもとに書いてみますね。ご自身の出来事にスライドさせて読んでいただけるとうれしいです

私の17歳の息子は、アスペルガー症候群です。
一般にアスペと呼ばれていて、特徴としては

「コミュニケーションが取りにくいので孤立する」

自分の好きなことだけに熱中する」
という特徴を持っています。
初めてそう、診断されたときには人様に内緒にしていました。
息子にも、内緒。
自分の子供が世間の目にさらされるのを恐れていました。
私の息子はこんなにいい子なのに・・・、
そんなこと人様に言えないってね。ある事件があり、息子がアスペであることを話した方がいいと判断しました。

小5の時です。
学校を休んで家族3人でホテルでお食事をしながら話しました。

そしてしばらくしてからのことです。
「僕がアスペであることは忘れてね」と言われました。
忘れるってどういうこと?
親は心配なのです。
なので過剰に反応していたと思います。でも、私は忘れることにしました。
上手にできないので、「手放します」と声に出して手放しました。
あっこれ、アスペの現象かな? と思ったりしたら、「手放します」と言いました。

それからしばらく経って・・・。
息子はコンビニのアルバイトに出始めました。
そして、

今では副店長のような立場でアルバイトの方々に教えているというのです。
我が家には、よく人が泊まります。
息子も最長8日間旅にでたことがあります。
すべて、
知り合った人のところに泊まらせていただいているというのです。コミュニケーションが取れない・・・とか、孤立するとか・・・、

一般に言われることを信じていたら、なんとか「障がいを持っているからサポートしなくては」と育てていたかもしれません。手放すって、こういうことか・・・と体感いたしました。
つまり、私自身が「親だから」

という理由でコントロールして守ろうとしたら、こんな状態に息子はなっていなかったと思います。
手放したからこそ、もっと大きな勢力? が息子をサポートしてくださっているのです。
何倍も違う温かい勢力で・・・・。