「いてくれるだけでいいやん」の息子の返事から授業

子育て 小6~中3

致知出版の致知 2013年2月号にこんな記事が載っていました。

「致知随想」の「あずさからのメッセージ」

是松いづみさんの投稿です。

是松さんは、3人目のお子様がダウン症で生まれました。

十数年前に、障がいのある子がいじめに遭って多数の子から殴ったり、蹴られたりしてなくなった事件が起きたときに、是松さんは、ご自身が一人の教員としても、お伝えしていく使命を感じられました。

そこで、特別支援学級の先生でもある、是松さんは、「あずさからのメッセージ」という授業をされています。

是松さんは、上の二人のお子さんに、あずさちゃんがこれからずっと自分の名前も書けないかもしれないと、4人でお風呂に入っている時に伝えました。

そのときに、児童に

「さぁ、おにいちゃんは、なんと言ったでしょう」

と質問されます。

私も考えました。

いろんな答えがかえってくるそうです。

あずさちゃんのお兄ちゃんが実際に言ったのは、

「こんなに可愛いっちゃもん。

いてくれるだけでいいやん。

なんもできんでいい」

この言葉を紹介した瞬間に子供たちの障がいに対する認識が少し変化するように感じられるそうです。

そして、児童から教わることが多いと書かれていました。

実は、この言葉を聞いたときに、私の中で腑に落とせたことがありました。

目の前が開けた感じになりました。

「なぁんだ!」

なにに固執していたんだろう・・・。

是松さんは、この授業を聞いた児童がどんどん元気になっていることを知った保護者の方々からのお問合せが多いので、今では出前授業もされているそうです。

ご自身のご経験が、多くの心の奥深いところに触れながら、気づきの多い授業をありがとうございます。

是松いづみさんは、

福岡市立百道浜(ももちはま)小学校 特別支援学級教諭をされています。